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大分以前に作ったガラスシェードを、照明化する事にしました。

アンティークとは関係ない行程の話です。

長いのですが、興味のある方はご覧下さい。


IMGP3795.jpg
シェードです。w450ほどある大きな竿吹きのシェードですが、もちろん照明用に作ったのですが、
作ってくれたガラス屋さんは廃業してしまったので、宙ぶらりんのままでした。
これっきりのプロダクトとして、照明化しようと思います。




IMGP3797.jpg
ひっくり返すとこんな口が開いています。
ここへ、電球が付く灯具を、なんとか付けなくては行けません。




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とりあえず、図面を描きます。
3本足の手裏剣のような物を折り曲げて、中に仕込む事にしました。
というか、これしか思いつかない。。。
重さのあるシェードなので、強度も考えます。



IMGP3798.jpg
中に入れる手裏剣の、モックアップをベニアで作ります。




IMGP3800.jpg
ガラスに沿う様に端部を折り曲げる様に。
角度は30度の設定で、問題ない様です。



IMGP3799.jpg
ガラスに当ててみます。
こんな感じで、付けば良いなと思っています。



IMGP3801.jpg
ガラスと直接金属が当たるのはよろしくないので、吸盤を使ってみます。
この形の吸盤をネットでも探しましたが、結局東急ハンズに売っておりました。
さずが!ハンズ!




概要を図面付きで機械加工屋さんへ持ち込みます。
半月ほどして、未塗装品が出来上がり、微調整。
ここで失敗した事に後で気がつきます。。。。



IMGP3802.jpg
メッキがかかって出来上がった手裏剣くん。
綺麗です。
吸盤も付けてみました。




IMGP3804.jpg
早速、ガラスとドッキング。
吸盤がしっかりと付いて、落ちてくる気配がありません。
すばらしい!これは成功か?




IMGP3805.jpg
これが上蓋です。手裏剣の上にくる部材です。早速取り付けてみます。





IMGP3807.jpg
取り付けてみました。
袋ネジ3点で固定しますが、設定が微妙なので、袋ネジの頭を抜き、貫通させています。
と、ここで問題発生。




IMGP3809.jpg
適当に考えていた、上蓋との擦り合わせが巧く行かず、こんなに隙間が空いてしまう事に。
コードもそうですが、ナットも干渉するくらいスペースが無く、当たってしまうため、
こんな隙間が空いてしまいました。
これは、何とか考えなくては行けません。




IMGP3810.jpg
フリンジカバーも出来上がり。
ワイヤーを繋げてみます。



IMGP3811.jpg
巧く行っている様です。
大変時間がかかりましたが、まだまだ修正が必要な様です。
あと、ガラスが不定形な事もあり、金具は水平にならず。
絵に描いたようには行きませんね。




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