仕上げ
2013/07/19 Fri 21:37

久しぶりに金物仕上げのお仕事。
これをアンティークにしたいとの依頼です。
ベースはオイルランタン。
これも電気に改造。
まず、電装する前に、クリアがかかった本体の塗装を落とす。
何でクリアなんか塗装する?馬鹿者。
バフで取ろうと思ったが、形が複雑でガラスも外せないので、
メッキ屋さんで、酸付け。
どぶ付け。
生地は真鍮だったので、真鍮メッキ屋さんへ持って行き、
古色仕上げする。
昔はムトウハップなんかで自分でやったが、最近は警察がうるさいらしい。
どぶ付けは簡単だけど、アンティークとは程遠い仕上げになる。
写真撮り忘れた。見ればなんだこりゃ?となる。
メッキ屋の良い液に、いいタイミングであたればいいけど、
今回は待ってる時間も無かったので、真っ黒クロスケで仕上げてもらった。
それでもやはりのっぺり。
これを工場へ持ち帰って、手作業でエージング。
グラデーションを出す。そういうつもりで。
その後、ブレンドした古色液を筆とタンポで本体へ乗せていく。
定着するまで時間がかかるので、数日ほったらかした後、
サンディングして、さらに乗せていく。
煤付けしようかと思ったけど、真っ黒いクロスケがここでいい感じ。
なので、それはキャンセル。
生地を出す手前まで研磨しながら、着地を探る。
明日は告知どおり、都合によりお休みとさせていただきます。


アンティークショップ KUMUTO
東京都稲城市矢野口480-1
金曜・土曜のみOPEN※20日(土)は都合によりお休みです。
12:00~18:00
TEL:0422-72-2188(休みのこともありますので、ご確認ください。)
駐車場一台分あります。
詳しいMAPはH.Pのアクセスをご覧下さい。



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