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シャグリーン

2011/10/24 Mon 15:03

先日デスクの修理をした。

ぼろくなった天板の革も剥がしたのだが。

そう、天板が革製。

最近は牛革で色々な色で染め上げ、

金の飾りブチをプレスしてあるものがある。

天板が木のものの上で書くと、どんなに硬い木でも筆圧で木に文字が写る。

現代のボールペンならなおさら。

ライティングパッドのようなものがあれば良いが。

羽ペン、万年筆の時代とは、大分使い勝手が違っているように思う。

今回は予算がなく、国内で合皮を調達。残念。


革と言えばシャグリーンというのをご存知の方はいるだろうか?

家具や小物に使われていたエイの革である。

馬の尻の皮からその名前の由来があるそうだ。

淡い緑色や、ピンク、淡い青なんていうのもある。

とても丈夫で柄は、、、何と言えばいいだろう。

小さい丸が(大きさが微妙に違う)集まったような皮目だ。

フラクタル柄のよう。だから強いのか?

一匹に一箇所、背中に白い斑点があり、どんな小さい小物にも、それこそ手のひらサイズの

シガレットケースにさえ、センターにそれを配する。

それが有ると無いとで、値段がぜんぜん違う。

一匹、一ヶ。

残酷な使われ方のような気もするが、そういうものしか今、お目にかかれない。




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