ひょうたんの照明
2010/02/15 Mon 21:08
今日は KUMUTO で取り扱う照明について少し書きたいと思います。
「HYOTAN PENDANT LIGHT」
ひょうたんの照明です。
ひょうたんは古来より縁起物、福を呼ぶものとして扱われてきました。
可愛らしいフォルムと、一目でそれと分かるデザインとカラーで照明にしました。
KUMUTOのひょうたん照明は宙吹きガラスを採用しています。
そのほうが一点づつ表情がちがうからです。
同じものが無いという意味ではアンティークと同じですね。
何度もサンプルを作り、決めた形であっても作り手が変わると表情が変わるので、それも調整しながら作っていきます。

炉内の温度は1200度!!

ガラスをポンテにとり、手で成型していきます。
手といっても、写真のような工具や、紙リンといって新聞紙を水で濡らしたものを手に取り、ガラスに押し当てて成型します。
真っ赤に燃えたガラスは濡れた紙リンに擦られて、きゅーーーー!!と甲高い音を出します。

すばやく、すばやく!!
成型していきます。
吹き上がったガラスは、1昼夜かけてゆっくりと炉の中で冷まして行きます。
冷まし終わったものをフロスト処理し、口の部分(上部)を荒摺りして磨いていきます。
最後はピカピカになるまで磨き完成です。
金物は真鍮の無垢材を削りだして作ります。
金物屋さんは宮内庁出入りの工場。何気にすごいところで作ってもらってます。
電気工場で作った灯具と組み合わせて、ひょうたん照明の完成です。

使われる場所で雰囲気が違うのが面白い。
落ち着きますね~

かわって料亭での写真。これも面白い。きりっ!としますね。

5色のバージョンがありますので、お気に入りの色を見つけてください。
コメント