fc2ブログ

アンティークの大工道具 

2010/01/04 Mon 08:10

BLOG0381.jpg

L630d55h120
\18000


アンティークの鉋(かんな)です。

欧米ではでは引かずに押します。

包丁でも鉋(かんな)でもそう。

やってみようとするとこれが結構難しい。

なんかこそばゆい。

日本の道具は海外でも売られています。

ネットでも見かけますがこれ使い方わかって買うんだろうか?

とても高級品として売られてます。

と言うか手入れできるの?

馬鹿にしすぎか?

でもこの手の道具はやはり日本の物のほうがいいです。

切れ味とかもそうですが単なる道具ではなくそこに精神世界があるような。

そういうのに惹かれるのは良く分かります。


昔々テレビでヨーロッパの美術館にとても名のある日本刀がありまして。

というか出てきまして。

何でこんなところにあるのという感じでしたが。

研げる人がいないので日本からとぎの職人が行くと言うような番組でした。

これなんですが直せますかと言う刀は錆びだらけ。

何でこんなになるまで。。。

職人さんのとても悲しそうな顔が印象的でした。

それが良く分からないあちらの方の顔も又印象的でした。

武具と言うジャンルは未だ正当な評価がされていなかったんですかね?

それとも道具の。文化の違いなんでしょうか?


先日の中華なべの話ですが。

問屋さんの軒先に穴の開いた中華なべが置いて有りました。

「直し!」とお店の方の声。

「中華なべの底に穴あくまで使うのか?すごいな。」

「チタンだよ。それ。軽いよー!」

「うぉーすごいね。高そー!!チタンの鍋って直せるのか?」

「うん。何でも直す」

さらっと頼もしいね。

こんなことで嬉しくなる。

道具類 | コメント(0) | トラックバック(0)
コメント

管理者のみに表示