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今日は KUMUTO で取り扱うアンティーク写真を、ご紹介したいと思います。

100年ほど前のアンティークのネガを、焼きなおし額装して販売しています。

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古いネガを入れる紙ケース。今も変わりませんね。綺麗です。

古いフィルムメーカーは、John Barker・Kodak・SELO・SLOGAS・ENSIGN 等々です。

知らないメーカーも有りますね。

銀塩写真をやっている方はご存知だと思いますが、私はKodakとSELOしか知りません。 



当初このネガをどうするか色々なところへ相談に伺いました。

その中にはFUJIフィルムさんのラボだったかな?DOIさんだったかな?

あの戦艦大和の写真を現像した方もいらっしゃいました。

歴史の教科書に載ってるあれです。古いネガを持って担いで、すごい人に会えたものです。

そこでは、なんとかしましょうと言っていただきました。今から10年以上前の話です。

「出来上がりましたよ」と連絡があって伺い見せてもらった写真には100年前の風景が映っていました。

うぉー写真。すごいぞ!!「傷が無いものを選んでこれを現像した」と仰ってましたね。

しかし手作業で現像と言うこともあって、高額になってしまい、そのときは断念しました。

10年以上前の話です。

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時は流れて
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数年後。デジカメが普及しだし、プロ用の一眼レフなども出始めたころです。

デジタルスキャナーと言うものがあることを知り、プロ使用で相当いいレベルまで来ている。と言うのをプロに聞いて、

今度はそれで試してみようと言うことになりました。

まずはコンピュータにスキャナーでデータとして取り込んで、傷などを修正して、プリントします。

今、街中でデジカメプリントしているものは、そういったプリンターと言うのをそのとき始めて知りました。

質的に劣ることは無いようですし、見分けは付かないよ。と印刷所で言われました。

ホントかな?


ほんとでした。

先日、TVで銀塩カメラとデジカメ一眼と見分けが付くか!?というコーナーをやっていたんですね。

見ていたところ、ほとんどの人が見分けられてない、ということらしいです。

最後に出てきたのが、カメラマンの「不肖!宮嶋」 で有名な 宮嶋茂樹 先生!!

先生見分けてください~~

結果駄目でした。先生撃沈。



プロが分からないところまで、来ていることを知りこのやり方でもいいカナと思った次第です。

また、データで残しておくことも必要ではないかと。フィルムは焼けてしまえば終わりですから。

なんにしても、コストを下げることに成功しまして、いまの値段まで下げることが出来ました。

次はフィルムを見ていきます。

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達筆すぎてなんて書いてあるのか、分かりません。

1927年。旅行したときの写真らしいです。

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フィルムのサイズは今のものと違います。もちろん一枚づつのものです。

しかしパッケージデザインが今とほとんど変わってない。どいうこと?

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作業現場で働くおとこ。

長靴、いいですね。後のトラックもカッコいいと思いませんか?あのタイヤの細さ。ク~~!!たまらん。

帽子に皮手袋。おしゃれです。さすが英国。

何の作業してる人でしょう?というか、思いっきりポーズとってますが、カメラマンは何と言って撮らせてもらったんでしょうね?

そんなことをいろいろ考えてしまいます。


黒いシンプルな額に入れて、オフホワイトのマットを敷いて、ガラスで閉じました。

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どうですか?なんとも言えずカッコいい。これも100年ほど前の写真です。

イギリスなんでしょうか?こんなビルのある都市はどこ?



写真家の方や、写真素材をお探しの方、インテリアデザイナーやコーディネーターの方。いかがでしょうか?

KUMUTO のホームページよりお求めいただけます。

Photos&Cardsからどうぞ!お待ちしています!

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